『日本一の心地いい!毎回行きたくなる!学び多き
鎌倉市倫理法人会のモーニングセミナーに!!』
を目指して参ります。
平成21年7月14日(火)
テーマ:『癌と先進医療』
講 師:ソニー生命株式会社 ライフプランナー 設樂 雄一 氏
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本日の講師は、我が鎌倉市倫理法人会幹事、
ソニー生命株式会社ライフプランナー設樂雄一氏です。
保険の仕事に携わり、先進医療に大変詳しい設樂氏ですが、
4年前にお母様を癌で亡くされた事がきっかけで
ソニー生命に入社されました。
設樂氏の家系には癌の方が多いことから、
ご自身でも癌と先進医療について多く学ばれ、
その情報を少しでも多くの方に伝えたいとお考えです。
現在、国民が負担する医療費はご存知の通り3割となっていますが、
昨年の国内全体での医療費は38兆円。
今年はそれが40兆円になると予想されています。
診療について、大きく3つに分けることが出来ます。
A.保険診療(いわゆる、普通の健康保険がきく診療)
B.自由診療(美容整形等、保険がきかず100%自己負担。医師の言い値)
C.先進医療診療(技術料のみ100%自己負担)
現在Cの先進医療診療は約109種類あると言われ、
110~120の機関で受ける事が出来ます。
先進医療の約70%は、陽子線、重粒子線などの癌の治療です。
(他はインプラントなど)
上記の治療法は、癌細胞にピンポイントで照射する事が出来、副作用がほとんどなく、完治する可能性が非常に高い画期的な治療方法です。
現在、重粒子線治療が出来る施設は、ドイツと
日本の千葉、兵庫の世界に3つしかありません。
重粒子線治療は日本で開発され、2003年に先進医療として認められました。
重粒子線治療を受けるには、いくつかの条件があります。
・胃、腸などは常に動いているので、ピンポイントで照射できないため不可。
・血液の癌(白血病)や表層にある癌(乳がんなど)も不可。
・放射線治療を併用していると、副作用が出た場合どちらが原因かわからないため、射線治療を併用しての重粒子治療は不可。
・癌が複数に転移している場合は不可。
この重粒子線治療は約300万円(全額自己負担)。
現在日本国内で癌で亡くなる人の数は年間約33万人(平成18年のデータ)
実に、男性の二人に一人、女性の三人に一人が、一生のうちで癌と診断されています。
癌になる原因は4つあると言われています。
1.老化
2.ストレス
3.化学物質
4.ウィルス
癌というのは免疫の病気であり、免疫が弱ってくると発症します。
人間の細胞は60兆個あると言われているが、古い細胞は滅び、次々と細胞分裂が行なわれて入れ替わり、60兆個を保っている。
DNAには「死」がインプットされているのだが、老化やストレスにより突然変異のDNAには「死」がインプットされていないので増殖し続ける。
この突然変異の細胞は普通の人でも一日に5000個ほど作られているが、
通常はこれを「異常」とみなして自分の免疫でやっつけている。
免疫の弱くなった身体はこの異常な細胞をやっつけることが出来ず増殖し続ける。
これが癌となるのである。
ウィルスには
・ピロリ菌(胃がん)
・ヒトパピローマウィルス(子宮頸がん)
などがある。また、
・C型B型肝炎は、肝硬変を経て肝臓がんとなる。
健康診断で癌が見つかる可能性は0.6%といわれる。
それがバリウム検査では5%、
内視鏡検査まで行なえば95%になる。
癌はいくつかのステージに分かれる。
0期 → 上皮にありすぐに取れるもの
1期 → 3cmまでのどこか1ヶ所(5cmで癌細胞は10億個あると言われる)
2期 → 8cm
3期 → 3ヶ所以上に転移
4期 → 遠隔転移
3.4期からいわゆる「末期」と言われる。
こういう事実を多くの人に知ってもらえば、
周りに助けられる人もいるのではないかと思う。
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≪会長挨拶 田中 肇 会長≫
≪司会進行 田谷 智広 幹事≫
初司会です♪
≪渋谷中央倫理法人会よりお越しくださいました≫
枡田 良一 様 林 紅子 様 長田 幸和 様
≪7月24日(金)おもしろ体験会≫
催眠療法を体験します♪ 講師:大滝 保 様
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15社19名のご参加、ありがとうございました。
撮 影:酒井 良祥
記事・編集:齊藤 理恵
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